大きな金庫のメリットとデメリット

大切なものを入れて保管しておく金庫。その金庫の選び方としては自分の用途に合ったものにすることが重要ですが、大は小を兼ねるという観点から大きな金庫を購入、設置する方も少なからずおられることでしょう。実際に大は小を兼ねるという面もあるのですが、やはりどのような物事にも正と負の二面性がありますので、大きな金庫にもその二面性、つまりメリットとデメリットがあるのが事実です。

それでは大きな金庫のメリットは何かというと、やはり先ほども述べたように大は小を兼ねるということから色々なものが沢山収納することができるという点だと言えます。現金を沢山金庫の中に入れておきたいと考えた時に、手下げ用の小さい金庫だとすぐにパンパンになってしまうところ、大きな金庫であればかなり多くの現金が入ります。それに現金だけではなかったとしても、通帳や金塊、その他大切なものを沢山入れられますから、どのような用途にでも使えるのが最大のメリットだと考えられます。

ではその反対、デメリットについてはどのようなことが言えるか。まずは体積が大きいことから、設置スペースをかなり必要としてしまうことが挙げられます。ある程度の敷地や家屋の面積があるご家庭であれば、大きな金庫を設置するのは難しくありませんが、ワンルームマンションやそれほど大きな家屋に住まれていない方の場合は生活スペースを奪ってしまう点から大きな金庫を設置することに多少なりともリスクがともなってきます。また、それに加えて体積が大きいので持ち運びができづらいということ、そして金庫本体の値段そのものも高いこともデメリットとして挙げられるでしょう。

このことから、大きな金庫はスペースや重さ、そして値段などの条件を納得した上で使用するのであれば、とても使い勝手の良い金庫となりますが、それらのデメリットに著しく不都合がある場合は、大きな金庫の使用はあまりお勧めできません。